Men's ダイエット
毎日腹筋を50×3セットもやっているのに・・・
毎日40分のランニングもしているし・・・・
電気のベルトも巻いてみた・・・
腹筋にまつわる”9の神話”を知らなければなりません。
なぜなら、それらがあなたの腹筋作りを邪魔しているからです。それらとは一体どんなものなのでしょうか?それら9つの神話や嘘、誤解などを見てみましょう。
あなたは以下のようなことやっていませんか!?
または思っていませんか?!
神話7、たくさん回数をこなせばいい
神話8、たくさんのセット数を行なえばいい
神話9、たくさんの種目を行なえばいい
ドッタンバッタンシットアップ。
これは筋肉がどうのこうのいうよりそれ以前に "危険"です。これをしている人がよく腰を悪くします。このタイプのシットアップは腰を悪くさせる確率が高くなるし、いろいろな箇所に余計な負担をかけますのでいいことなど何1つありません。
すぐにやめましょう。
あなたの"目的"は腹筋に "適切に負荷" をかけることによって成長または、維持させること。決して "上体を上げ下げすることそれ自体が" 目的ではありません。
筋トレビギナーが犯す典型的な間違いの一つがこれです。
よく見かける"捻りを入れる腹筋運動"。実はこれは・・・
正しくやらなければほとんど意味のないやり方なのです。
その正しいやり方とは!?
これは捻りを加えることが問題ではないのです。
“いつ捻りを加えるか” が問題なのです。
“いつ”、”どこで捻るか”、が問題なのです。
その問題のやり方、よく見かけるやり方というのが、体を起こし、上げ切った状態で初めて、 左右に "クルッ、クルッ"と捻るやり方です。これも、よく見かけますよね?
これは、腹筋をトレーニングすることが目的ならほとんど意味を成さないのでやめたほうが賢明です。腹筋を鍛えることが目的でないなら、問題はもちろんありませんが。
例えば、格闘家がパンチをよけることをイメージしてやっているとか、あるいは反対に"パンチを出す"イメージでやっているとか。
でも。
実は“捻り“を加えるシットアップは私を含め多くの人が行っています。もちろん、上記で言ったようなやり方ではありませんが。
でも実は・・・
腰を振ってウェストが引き締まるなら、ジムにいる
ボディービルダー達はみんな腰を振っているでしょう(笑)
世の中のほとんどの人が(特に女性が)誤解しているようですが腰を振ったからってウェストは細くなりません。
三頭筋を鍛えたからって二の腕の脂肪は落ちないんです。
"部分やせ"は基本的にできないんです。
昨今いろんな"部分やせ"はできる、という文献も出て来てはいますが、それらの実験結果も実用レベルでの話ではなかったり、あくまでも机上の空論的な印象を拭えないものばかりだったりなど、現実的な話しではありません。
もしそんなことが素人レベルでできるなら究極の肉体を作り上げることが使命のボディービルダーたちが真っ先にやっているでしょう。ジムでは腰を彼らができないのに、どうして、実験室の科学者ができると言えるのでしょうか?
わき腹のぜい肉が取りたきゃ、わき腹のエクササイズをする。 このようなアプローチは、一見誰もが正しいアプローチとおも うでしょう。思わず、しかし・・・
ベルトに乗っかる腹の脂肪。椅子に座るたびに
「ムギュ!」とその存在を知らせる脂肪
いやですよね。ベルトに乗っかるわき腹の脂肪。
椅子に座るたびに、「ムギュ」とその存在を知らせるわき腹の脂肪。このわき腹の脂肪を取り除きたい!!
さあ、思いたったが吉日、いざ、今日から腹筋運動だ。やることは"わき腹"を鍛える。"わき腹脂肪"が取り除きたければ、わき腹を鍛えるエクササイズでしょ。決まり!これで"わき腹脂肪"ともお別れだ。
2ヵ月後。
そこにまだふてぶてしく居座る"わき脂肪"。
なぜ・・・。
・・・
・・・
わき腹のぜい肉が取りたいなら、わき腹のエクササイズをする。このようなアプローチは、一見誰もが正しいアプローチとおもうでしょう。しかし。
いいですか、よく聞いてくださいね。そもそも・・・
腹筋を鍛えるエクササイズというのは腹回りの脂肪を取るための運動ではないのです。
腹筋を"強く、大きく"するための運動なのです。
ここをしっかりと認識していないと、一生、あなたのシックスパック殿を拝むことはできません。まずはここをしっかりと認識しましょう。
シットアップとは典型的な腹筋運動です。足をひっかけて上体を起こすとてもポピュラーなエクササイズのことです。ここで言っていることはその腹筋の"可動域"をしっかり理解していない人がするシットアップのことを指します。
筋肉を発達させるトレーニングにおいては、その筋肉の"可動域" を目一杯に使わなければならない、という原則のようなものがあります。
その"可動域"とは筋肉の可動域の話であり、"決して関節の可動域"ではないのです。
そこを勘違いしている人、その人がするシットアップのことです(これは、すべてのエクササイズに言えます)。"有効"な可動域を知らない、ということが問題なのです。"ズル"をしない綺麗なフォームでシットアップを行おうとする人によくあるやり方です。
意外ですか?どこの教本にも丁寧にしっかりと効かせる、ゆっくりとやること、と書いてありますしね。まあ、私に言わせていただくなら、どこもかしこも当たり障りのない"おんなじこと"ばかり書いてるなー、という感じです。上げるのに何秒、下げるのに何秒とか。まあ、これは決しては悪くはないですが、完璧だとは思いません。
100 点ではないです。85 点くらいかな。そんな点数しかあげられません。じゃあ、そのマイナス15 点ってなによ??ということになりますが、
それは・・・
「ゆっくり」が必ずしも良いとは限らない、ということです(あ、ちなみに"効かす"ことはいうまでもなく100%正しいです)。
どういうことかというと、スピードですが、スピードを意図的に遅くすると、ある意味では"強度"や"負荷"を逆に下げてしまう、ということがある、からなのです。
「ゆっくり」が必ずしも良いとは限らない。
なぜなら、スピードを意図的に遅くすると、ある意味では
“強度”や“負荷”を逆に下げてしまう、ということがあるから。
神話7、たくさん回数をこなせばいい
神話8、たくさんのセット数を行なえばいい
神話9、たくさんの種目を行なえばいい
"たくさん"が"より少なく"よりも評価されるのは一般的でしょうが、筋トレに関してはそのような単純な法則は通用しません。
なぜなら肉体創りには"回復"という重要な概念が存在するからです。たくさんやればやっただけ報われる、ということは筋トレに限ってはありまえんので、そこはしっかりと覚えておいてください。